40歳CB千葉和彦が新潟と契約満了…キャリア最長の11年半在籍したクラブに別れ「心から感謝」

 アルビレックス新潟は20日、CB千葉和彦との契約満了を発表した。

 1985年6月21日生まれの千葉は現在40歳。高校卒業後に渡欧した、AGOVVアプルドーレン(オランダ)でプロキャリアを始めると、2005年夏にアルビレックス新潟に加入。7年半に渡って活躍した後は、サンフレッチェ広島と名古屋グランパスでもプレーした。とくに、前者では3度のJ1リーグ優勝に貢献したほか、2013年には日本代表デビューも飾っていた。そして、2021年にアルビレックス新潟に“帰還”。ここ数シーズンは出場機会にこそ恵まれなかったが、持ち前の明るさでムードメーカーとして、ピッチ内外でチームを支えていた。

 計11年半の在籍、クラブ公式戦通算260試合以上に出場した千葉。キャリア最長クラブとなるアルビレックス新潟を離れる同選手は、公式サイトにてコメントを残している。

「アルビレックス新潟を愛する皆様。シーズン当初に掲げた目標に遠く及ばず、またJ2降格という厳しい結果になってしまった事、本当に申し訳ありません。残り2節、来シーズンも引き続きビッグスワンに足を運んでいただけるような、アルビレックス新潟の未来が希望に満ち始める、きっかけとなるような試合にします」

「そして私事で恐縮ですが、今シーズンをもちまして新潟を離れる事となりました。2005年にプロサッカー選手としての扉を開いて頂き、計11年半このオレンジのユニフォームを纏い闘えた事、心から感謝申し上げます。また新潟の方々には、私だけではなく私の家族にも優しく親切に接していただきました。重ねてお礼申し上げます」

「また皆さんの前で元気な姿を見せられるようにまだまだ精進していきたいと思っております。引き続き気にかけていただけたら幸いです」

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