再びクリスタル・パレスDFグエイの去就に注目…今冬はリヴァプールのみが獲得を目指す?

 クリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイの動向には今冬も注目が集まりそうだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のグエイは8歳頃からチェルシーの下部組織に所属し、2019年9月にトップチームデビューを果たしたが、わずか2試合の出場にとどまり、スウォンジーへのレンタル移籍を経験後、2021年7月にクリスタル・パレスに完全移籍となった。昨季からはキャプテンを務めるなど、同クラブでは通算173試合出場で9ゴール7アシストを記録。2022年3月にデビューしたイングランド代表でも通算26試合に出場している。

 そんなグエイの現行契約は2026年6月30日までと残り1年となっており、契約延長に応じる意思がないことを明確にしていることから、クリスタル・パレスは今夏の移籍市場で同選手を売却するか、来夏にフリーで手放すかの選択に迫られていることが明らかになっていた。

 移籍市場終了間際には獲得に動いていたリヴァプールから3500万ポンド(約72億円)ほどの金額で正式なオファーが届き、合意に迫っていることも報じられていたが、最終的にクリスタル・パレスは売却を拒否してグエイは残留となっていた。

 それでも、すでに新契約にはサインしない意向が明らかになっていることから、来夏の移籍市場ではフリーで退団する予定となっており、バイエルンやレアル・マドリード、バルセロナなど、複数の強豪クラブから関心が寄せられている。

 そんなグエイには依然としてリヴァプールも興味を示しており、今夏に加入したU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニが長期離脱を余儀なくされているほか、フランス代表DFイブライマ・コナテの契約が今季限りとなっていることを受けて、来年1月の移籍市場でも移籍金を支払ってグエイの獲得を狙う可能性があるという。

 このような状況からクリスタル・パレスとしては来年1月の移籍市場でグエイの獲得に動いてくるのはリヴァプールだけと予想しているようだが、果たして同選手は今季終了までクリスタル・パレスでプレーを続けるのだろうか。

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