オヤルサバル、スペイン代表“105年の歴史”で史上初の快挙! 9試合連続での得点関与を達成

 スペイン代表FWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)が、同国史上初の大記録を打ち立てた。18日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループEの最終節が行われ、スペイン代表はトルコ代表と対戦した。試合は開始早々の4分にダニ・オルモの得点でスペイン代表が先制に成功。立ち上がりにスコアを動かしたホームチームだったが、前半終了間際の42分に追いつかれると、54分にはトルコ代表に逆転を許してしまう。それでも62分、ゴール前のこぼれ球に反応したオヤルサバルが同点弾をマーク。そのまま2-2でタイムアップを迎え、スペイン代表が13大会連続17回目のワールドカップ出場を決めた。

 『ムンド・デポルティーボ』によれば、トルコ代表戦でゴールを挙げたオヤルサバルがスペイン代表史上初の金字塔を打ち立てた模様。代表105年の歴史において、国際Aマッチ9試合連続で得点またはアシストを記録した初の選手となったという。同紙は「前例のない偉業を成し遂げ、歴史に名を刻んだ」とオヤルサバルの偉業を称えている。

 この快挙は今年3月に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝のオランダ代表戦から始まった。セカンドレグで2ゴールをマークしたオヤルサバルは、続く準決勝のフランス代表戦でも2アシストを記録。決勝のポルトガル代表戦でも得点を決め、試合には敗れたものの、母国をUNL準優勝まで導いた。

 UNL終了後に始まった欧州予選でもオヤルサバルの勢いは止まらず、全6試合で得点関与を達成。9月の第2節トルコ代表戦では1試合3アシストの“離れ業”を披露し、欧州予選で6ゴール4アシストの数字を叩き出した。

 好調を維持するオヤルサバルはワールドカップでも輝きを放つことができるのか。注目が集まる。

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