レアルは決断急がず…来夏で契約満了のアラバ、去就の鍵を握るのは“コンディションの安定性”か

 レアル・マドリードに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバの去就は依然として不透明なようだ。16日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在33歳のアラバは2021年夏にバイエルンからレアル・マドリードへ加入し、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(現:モンテレイ)から背番号「4」を継承した。ここまで公式戦通算120試合に出場しているが、近年は負傷を繰り返しており、一昨年12月には左ひざ前十字じん帯を断裂し1年以上に渡って戦線を離脱。シャビ・アロンソ監督が就任した今シーズンはここまで公式戦4試合の出場に留まっている。

 アラバの現行契約は2026年6月30日までとなっており、すでに契約最終年に突入。選手本人はレアル・マドリード残留を望んでいるものの、中東のクラブから高額のオファーが届いていることもあり、今後数カ月以内に将来に関する決断を下したいと考えているようだ。

 しかしながら、レアル・マドリードとしては決断を急いでいない模様。報道によると、アラバの高額の年俸や近年の稼働率の低さなどが懸念材料となっており、クラブは今シーズン終了までのパフォーマンスを評価し、新契約を提示するか否かを判断する見込みだという。アラバ自身も契約延長を実現させるためには、コンディションの安定性を示すことが必要不可欠であると認識しているようだ。

 なお、アラバと同じく現行契約が来夏で満了となるドイツ代表DFアントニオ・リュディガーについても、レアル・マドリードは去就に関する判断を今シーズン終了まで待つ見込みだという。

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