バルセロナに所属するスペイン代表GKジョアン・ガルシアが戦列復帰に迫っているようだ。16日、スペイン紙『アス』が伝えている。
今夏にエスパニョールからバルセロナへの“禁断の移籍”を決断したJ・ガルシア。新天地では元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを抑えて正守護神に定着し、ラ・リーガ開幕から6試合連続でスタメンに名を連ねた。しかし、9月下旬に左ひざ内側半月板を損傷し、手術を経て2カ月近く離脱が続いている。
報道によると、J・ガルシアは順調に回復中ですでにピッチでのトレーニングにも復帰しているとのこと。バルセロナは再負傷を懸念して慎重に復帰時期を模索している模様だが、今月のインターナショナルマッチウィーク明けには実戦復帰できる見込みだという。現地時間22日にはアスレティック・ビルバオとのラ・リーガ第13節が控えているが、この試合でスタメンに名を連ねる可能性もあるようだ。
バルセロナはラ・リーガで首位レアル・マドリードと「3」ポイント差の2位、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズではここまで2勝1分1敗の11位につけているが、ここまで公式戦16試合で22失点と守備面の脆さが露呈している。現在はシュチェスニーがゴールマウスを守っているものの、J・ガルシア離脱後の公式戦では未だ一度もクリーンシート(無失点試合)がない状況だ。
なお、バルセロナはJ・ガルシア以外にも主力に負傷者が相次いでおり、現在はスペイン代表MFガビや同MFペドリ、ブラジル代表FWハフィーニャらが離脱中。スペイン代表FWラミン・ヤマルも恥骨の痛みの再発によりスペイン代表を離脱した。このうち、ハフィーニャについては全体トレーニング合流間近とも報じられており、復帰に近づいているようだ。
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