永峰咲希が初の年間複数回V、生涯獲得賞金4億円突破へ「今までの自分を超えていく」

<伊藤園レディス 2日目◇15日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6769ヤード・パー72>

今年7月の「資生堂・JAL レディス」で5年ぶりのツアー通算3勝目を挙げた永峰咲希が、今季2勝目に王手をかけた。3位タイで出たこの日は7バーディ・2ボギーの「67」をマーク。2位と1打差のトータル11アンダー・単独首位で最終日を迎える。
「きのうよりはロケーション負けして気持ち良く(ショットが)打てないことが多かったんですけど、そんな中でスコア伸ばせたのは良かったと思います。前半の貯金が後半の余裕につながったかな」。その言葉通り、前半は3番から5連続バーディで一気に加速。後半はやや足踏みしたが、全体として上々の内容だった。

最終日は自身初の年間複数回優勝がかかる一日。「今年は優勝した後に何度か優勝争いができているんですけど、勝たないと意味がない。いままでしたことがないことに挑戦する意味では、勝ちたい思いはあります」と表情を引き締めた。

永峰は2014年にプロ入り。2018年の「フジサンケイレディス」で初優勝を飾り、20年には「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でメジャー初Vを挙げた。ここまでの生涯獲得賞金額は3億9097万2038円。今大会で優勝すれば1800万円が加算され、ツアー史上70人目の4億円突破となる。

本人いわく、そこへの意識は強くなかったというが、「今までで一番(ポイントランキングの)順位が高く、稼げてもいる。今までの自分を超えていくという意味では、ポイントにしろ賞金にしろ、少しでも上げていきたい。今週に超せたら一番いいですね」と笑顔を見せた。さらなる高みを目指し、逃げ切りを図る。(文・高木彩音)

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