16歳の逸材アイヒホルンに欧州ビッグクラブが視線…“次世代のクロース”を巡り争奪戦勃発か

 欧州のビッグクラブが、新たな“ドイツの逸材”に熱視線を送っているようだ。15日、スペイン『マルカ』が報じている。

 その名はケネット・アイヒホルン。2009年7月27日生まれのヘルタ・ベルリン(ドイツ2部)下部組織出身の若者は、8月10日に行われた2.ブンデスリーガ第2節カールスルーエ戦でトップチームデビューを飾った。わずか16歳14日での出場は、2.ブンデスリーガ史上最年少デビューとなる。

 今シーズンはすでに公式戦10試合に出場。中盤の底で高いゲームメイク能力を発揮しており、2024年に現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロース氏に比較される存在として注目を集めている。

 ドイツ『スカイスポーツ』は10日、アイヒホルンの契約状況について「ヘルタ・ベルリンと2029年夏まで契約を残しているが、来夏から発動する契約解除条項がある」と報道。さらに「上限は1000万ユーロ(約18億円)~1200万ユーロ(約21億円)で、移籍先のクラブがどのレベルの欧州大会に参加するかによって変動する」と伝えられている。

 また同メディアによると、バイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼン、ライプツィヒ、フランクフルトなど国内の強豪クラブがホルンに関心を示しているという。国外移籍は国際サッカー連盟(FIFA)の規定により18歳からとなるが、16歳のホルンに対しても『マルカ』はバルセロナ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドといった欧州のビッグクラブが動向を注視していると報じている。

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