構想外から一転…チェルシーDFディサシ、トップチームトレーニングに参加

 チェルシーで構想外となっているフランス人DFアクセル・ディサシが、トップチームのトレーニングに参加したことが話題となっている。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『フットボール・ロンドン』などが伝えている。

 現在27歳のディサシはパリFCやスタッド・ランス、モナコでのプレーを経て、2023年8月にチェルシーに加入。同クラブでは公式戦通算61試合に出場し、フランス代表としても5試合に出場した経歴を持っている。しかし、エンツォ・マレスカ監督が就任した昨季はカップ戦要員となり、今年2月にはアストン・ヴィラにレンタル移籍を果たしていた。

 今夏にチェルシーに復帰したものの、マレスカ監督の構想から外れていたディサシは、今夏の移籍市場でも移籍先を模索していたが、最終的に新天地は見つからず、“爆弾部隊”と呼ばれるトップチームとは別メニューで練習を続けることを余儀なくされていた。

 そんなディサシだが、8日に行われたU-21チームの試合にキャプテンとして今季初めて出場したことが話題を呼んでいたなか、ついにはトップチームのトレーニングにも参加したことに注目が集まっている。

 今季開幕当初からマレスカ監督は構想外となっている選手たちがチームに合流することはないことを明言していたものの、ディサシが若手選手たちを陰で支える素晴らしいプロフェッショナルな姿勢を見せていたことから、来年1月の退団に備えてフィットネスレベルを維持するためにもチェルシーは同選手をトップチームのトレーニングに参加させる決断を下したという。

 なお、ディサシはプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーには含まれていないが、カップ戦では出場機会が与えられる可能性はある模様で、今後の動向には注目が集まりそうだ。

 一方、同じく構想外となり、ディサシとともに練習していたイングランド代表FWラヒーム・スターリングは引き続き、トップチームとは別で練習を行なっていることが伝えられている。

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