退場で“大一番”欠場のC・ロナウド、ポルトガル代表を離脱か…母国に戻らずサウジアラビアに帰国?

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)が、アルメニア代表戦を前にチームを離脱したようだ。14日、ポルトガルメディア『ア・ボラ』やイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループFの第5節が13日に行われ、ポルトガル代表は敵地でアイルランド代表と対戦した。試合は17分にトロイ・パロットの得点でアイルランド代表が先制すると、38分にも再びパロットが追加点をマーク。すると、2点を追うポルトガル代表に追い打ちをかける事態が発生。59分に相手ボックス内でC・ロナウドがダラ・オシェイに肘打ちを放ち、主審はイエローカードを提示。オンフィールドレビューによって判定はレッドカードへと変更され、頼れる主将が一発退場となった。結局、そのまま試合は2-0で終了し、アイルランド代表が勝利した。

 今節勝利すれば7大会連続のワールドカップ出場が確定する状況となっていたポルトガル代表だったが、黒星を喫したことで本大会行きは最終節へと持ち越しに。しかし、退場処分を受けたC・ロナウドは、16日に行われるアルメニア代表との大一番で欠場が決定。さらに、ポルトガル代表がワールドカップに出場した場合も、グループステージの初戦を欠場する可能性が生まれた。

 そうしたなか、代表通算226試合目にしての初の退場となったC・ロナウドが、アルメニア代表戦を前にチームを離脱した模様。『デイリー・メール』によれば、母国で開催される最終節の戦況を現地で見守ることなく、サウジアラビアに戻ることが見込まれるという。なお、アイルランド代表に敗れたポルトガル代表は、依然としてグループ首位に立っているものの、2位ハンガリー代表との勝ち点差が「2」に縮小。得失点差でわずかに上回っているが、最終節を引き分け以下で終えると、プレーオフに進むリスクがある。

【ハイライト動画】C・ロナウドが退場… アイルランド代表vsポルトガル代表

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