オランダ、ポーランドとの直接対決で“貴重”な1ポイント…2大会連続のW杯出場が決定的に

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループGの第9節が14日に行われ、ポーランド代表とオランダ代表が対戦した。

 ここまで6試合を消化したグループGで5勝1分を記録し、勝ち点「16」の首位に立つオランダ代表。開幕から無敗を維持する同国代表は、2位のポーランド代表と3ポイント差をつけており、今回の直接対決で勝利すると2大会連続のワールドカップ出場が確定する。指揮官を務めるロナルド・クーマン監督は、フレンキー・デ・ヨングやメンフィス・デパイを先発に起用した。

 試合は43分にポーランド代表が均衡を破る。オランダ代表に押し込まれた状況でニコラ・ザレフスキがボールをカット。トマシュ・ケンジオラが素早く前線に繋ぐと、自陣中央でパスを受けたヤクブ・カミンスキがドリブルで持ち運ぶ。ロベルト・レヴァンドフスキとのワンツーで裏へと抜け出し、GKの股下を抜く冷静なシュートで先制に成功。ホームチームがスコアを動かした。

 一方のオランダ代表も、後半開始早々の47分にゲームを振り出しに戻す。ポゼッションでポーランド代表をボックス付近に押し込みつつ、コーディ・ガクポが左サイドを縦に突破。左足で入れたクロスは大外に飛び、ドニエル・マレンが倒れ込みながら頭で合わせる。シュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をメンフィス・デパイが詰め、オランダ代表が同点に追いついた。

 結局、そのまま試合は1-1で終了。両者の勝ち点差に変動はなかったが、得失点で大きく上回るオランダ代表が貴重な1ポイントを積み上げた。最終節は17日に行われ、ポーランド代表はアウェイでマルタ代表と対戦。オランダ代表はホームでリトアニア代表と対戦する。

【スコア】
ポーランド代表 1-1 オランダ代表

【得点者】
1-0 43分 ヤクブ・カミンスキ(ポーランド代表)
1-1 47分 メンフィス・デパイ(オランダ代表)

【ハイライト】“快速”ファン・デ・フェンが約50mをドリブル突破

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