日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でガーナ代表を2-0で下した。試合後の会見において、森保一監督が、途中出場した若手の3選手に対する評価と、今後への期待を口にした。
同試合は序盤の16分、MF佐野海舟(マインツ/ドイツ)の中盤でのボール奪取から、最後はMF南野拓実(モナコ/フランス)が先制点を奪うと、後半に入った60分には、ペナルティエリア右でパスを受けたMF堂安律(フランクフルト/ドイツ)が左足でニアサイドを撃ち抜き、2-0で日本代表が勝利した。
同試合の71分、森保監督は3枚替えを敢行し、DF安藤智哉(アビスパ福岡)と同時に、この試合がデビュー戦となるFW北野颯太(ザルツブルク/オーストリア)とFW後藤啓介(シント・トロイデン/ベルギー)を投入。さらに82分、今回が通算5キャップ目となるMF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)もピッチへ送り出した。
21歳の北野、20歳の後藤、19歳の佐藤と、今後の日本代表を背負って立つことが期待される“若手3人衆”に対して、森保監督は「彼らが持っている力、今できるプレーは見せてくれたと思います。自分をアピールする部分と、チームのため戦術的にプレーする部分において、難しさがあったとは思うのですが、両方うまく表現してくれました」と賛辞を送る。
一方で、「具体的な数字、得点につながるプレーにはこだわってもらいたいですし、守備面でもまだまだインテンシティが足りないところはありました」と言葉も発する。「彼らには今後の更なる成長に期待する部分も含めてプレーしてもらっています。代表のキャップを刻みながら、成長できるように、さらに上を目指して頑張ってほしい」と起用の意図を明かすとともに、今後の飛躍に期待を込めた。
【ゴール動画】南野拓実&堂安律のゴールでガーナを下す
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