Jリーグに続きMLSも“秋春制”移行!…2027年夏より始動、世界の主要リーグとカレンダー統一へ

 メジャーリーグ・サッカー(MLS)は14日、2027年夏よりレギュラーシーズンの開催時期を変更することを発表した。

 従来のレギュラーシーズンは2月に開幕し11月下旬から12月下旬にかけて閉幕する「春秋制」となっていたが、2027-28シーズンより7月下旬に開幕し5月下旬に閉幕する「秋春制」が採用されることに。12月下旬から2月上旬にかけては冬季休暇となり、1月はリーグ戦が行われない予定。カレンダー変更と新たなレギュラーシーズン形式は現地時間13日に行われたMLS理事会にて承認され、今後はMLS選手協会との協議を続けて最終合意を目指すという。

 現在、ヨーロッパをはじめとする世界の主要リーグは秋春制でリーグ戦を実施しており、Jリーグも2026年から2027年にかけてのシーズンより秋春制に移行することが決定している。MLSは秋春制への移行を「リーグ史上最も重要な変更点の一つ」としつつ、理由については「リーグ戦のスケジュールを世界のトップリーグと統一するため」と明かした。

 なお、カレンダー変更直前の2027年2月から5月にかけて移行用のシーズンを開催することも発表。この期間にレギュラーシーズン14試合、プレーオフ、MLSカップが開催され、これらの結果によって2027年のCONCACAFチャンピオンズリーグなどの出場チームが決定する。Jリーグでも秋春制移行を前に、明治安田Jリーグ百年構想リーグと名付けられた4カ月間の特別大会を開催することが発表されている。

 MLSは秋春制移行のメリットについて、移籍市場における活動の最適化、選手獲得の最大化、FIFAカレンダーとの整合性などを列挙。コミッショナーのドン・ガーバー氏は「世界のトップリーグとスケジュールを合わせることで、クラブのグローバルな競争力が強化され、移籍市場におけるより良い機会が生まれ、アウディMLSカップ・プレーオフが中断なく開催されることが確実になる。これは、リーグと北米サッカーにとって新たな時代の幕開けとなる」とコメントしている。

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