バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、11月の代表ウィーク後にチームへ完全合流する可能性がある模様だ。現地時間13日、ドイツメディア『AZ』が伝えている。
2024年7月に親善試合で中足骨を骨折した伊藤は、今年2月に戦列復帰を果たして移籍後初出場。ようやく新天地デビューを飾った。しかし、3月に再び中足骨を骨折してしまうと、2024-25シーズン中の復帰が絶望的に。バイエルンは34回目のブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)優勝を決めたものの、戦線離脱が続いた伊藤は公式戦8試合の出場にとどまった(1ゴール0アシスト)。
だが、伊藤復帰の“Xデー”は確実に近づいている。現地時間3日には、イギリスメディア『90min』のドイツ語版がバイエルンの強化責任者であるマックス・エーバル氏の「代表ウィーク明けには再び試合に出られる状態になると十分に想像できる」というコメントを紹介。代表ウィーク後の試合でメンバー入りできる可能性を示唆した。
さらに、『AZ』のマクシミリアン・コッホ記者も伊藤の復帰が間近に迫っているという論調を後押ししている。同記者は「代表ウィーク後にチームトレーニングに完全合流し、12月には試合に復帰する見込みだ」と、11月後半で復帰に向けたギアをさらに上げ、12月に本格復帰する流れを予想している。
伊藤がピッチに戻ってきて本来の調子を完全に取り戻せば、バイエルンはもちろん日本代表にとっても朗報となる。
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