“一時代”を築いたマンCを去りトルコへ…エデルソンが移籍の背景を明かす「変化が必要だった」

 フェネルバフチェに所属するブラジル代表GKエデルソンが今夏の移籍を振り返った。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 絶対的守護神としてマンチェスター・シティの黄金期を支えたエデルソン。2017年夏にベンフィカから加入すると、GKにも足元の技術を求めるジョゼップ・グアルディオラ監督のもとですぐさま定位置を確保し、8年間で公式戦通算372試合に出場。前人未到のプレミアリーグ4連覇やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、合計18個ものタイトル獲得に貢献した。

 そんなエデルソンはマンチェスター・シティとの契約期間を2026年6月末まで残していた中、今夏にフェネルバフチェへの完全移籍を決断。新天地となったトルコの名門ではここまで公式戦10試合に出場し5度のクリーンシート(無失点試合)を記録している。

 なぜ、エデルソンは契約満了を待たずして一時代を築いたマンチェスター・シティを去り、トルコに新天地を求めたのか。「前のシーズンにも移籍を試みたが上手くいかなかった。そのことがシーズンを通してのパフォーマンスに少なからず影響を与えたと思う。5回もケガをしてしまったし、ベストな状態ではなかった」と明かしつつ、今夏の移籍の決断について次のように回想している。

「クラブが退団を認めてくれる場合に備えて、家族と相談して下した決断だった。変化が必要だったからね。たとえ優勝を狙えるクラブであれ、メガクラブであれ、幸せでなければ意味はない。同じような状況がずっと続いてしまうだろう。人生において新たな挑戦があるのは良いことだよ。新たなエネルギーと多くのポジティブなものをもたらしてくれる。僕もまさにそうだったんだ」

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督については「(移籍前に)彼に電話した時、別れを告げるために戻ってくるべきだと言われたよ。実は最近もキャリア通算の勝利数についてメッセージをもらったんだ」とコメント。その上で「ペップのことが大好きだし、彼のメンタリティーも愛している。僕にとって史上最高の監督であり、ともに働けて光栄だった」と長い時間をともに過ごした恩師への感謝を強調した。

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