C大阪→ザルツブルク→日本代表のキャリアを歩む2人、南野拓実は北野颯太に「僕を超えていく選手」と期待を口に

 日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2025のガーナ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを実施した。

 ガーナ代表戦を2日後に控えた中、本格的なトレーニングを実施。初招集を受けた小久保玲央ブライアン、後藤啓介、北野颯太もピッチで初めてトレーニングを行い、チームメイト共に汗を流した。

 初招集メンバーの1人である北野は、セレッソ大阪から今年6月にザルツブルクへと移籍。クラブワールドカップを経験すると、今シーズンはヨーロッパリーグ(EL)にも出場するなど、大きな経験を積んで初招集を掴んだ。

 その北野は、C大阪からザルツブルクと、先輩でもある南野拓実と同じキャリアを歩むことに。合流後、南野とも会話をしたとし「プレーでもアドバイスをもらったり、戦術のところだったりもポジションが重なるので、立ち位置や受けるタイミングのアドバイスは受けました」とコメント。「ザルツブルクの話とかは、昨日ご飯を食べながらしました。サッカーの話というよりは、どこに住んでいるの?とか日常の会話が多かったです」と、多くの話をしたという。

 一方で、南野も自身の後を追いかけるようなキャリアを歩んでいる北野について「嬉しいです。颯太のことはセレッソの時から見ていましたし、今年の開幕戦の大阪ダービーでプレーしていたのも見ました」とコメント。「練習でも今日一緒にやってみて、技術は高いですし、ザルツブルクでもプレーしていて、僕を超えていく選手なんだろうなと思っています。彼には期待しています」と、後輩への期待を口にした。

 北野が所属するザルツブルクはレッドブルグループの1つ。南野はもちろんのこと、サディオ・マネやアーリング・ハーランド、ドミニク・ソボスライなど、ビッグクラブへとステップアップした選手が数多くいる。北野は「行きたいリーグというのは特にないんですけど、ドイツとかは行きたいとは思います」と自身のステップアップについて言及。「自分に合ったチームやリーグには行きたいと思います」としながらも、「まずはザルツでしっかり結果を残すことが今は一番大事だと思うので、先のことは考えずに、必死になってやっています」と、今の環境で結果を残すことに集中しているとした。

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