堂安律との共闘の可能性も?…日本代表MF佐野海舟がフランクフルトの獲得候補に浮上か

 マインツに所属する日本代表MF佐野海舟に対し、フランクフルトが関心を寄せているようだ。12日、『ビルト』や『frankfurt rundschau』など複数のドイツメディアが伝えている。

 現在24歳の佐野は昨年夏に鹿島アントラーズからマインツへ完全移籍。すぐさま定位置を掴むと、海外挑戦初年度からブンデスリーガ全試合に先発出場し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得に貢献した。在籍2年目の今シーズンもチームが不振に喘ぐ中、ここまで公式戦17試合に出場。9月下旬に行われたアウクスブルク戦では記念すべきブンデスリーガでの初ゴールをマークした。

 報道によると、日本代表MF堂安律も所属し、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に参戦中のフランクフルトが佐野の動向を注視しているとのこと。ブンデスリーガ第10節終了時点で19失点、CLリーグフェーズ第4節終了時点で11失点を喫している同クラブは、守備力に長けたMFの補強を目指しており、佐野も獲得候補の一人に数えられているという。

 佐野の市場価値は2500万ユーロ(約45億円)程度と見られているが、マインツはさらに高額の移籍金を要求する可能性が高い模様。要求額が3000万ユーロ(約54億円)程度まで膨れ上がる可能性も否定はできず、フランクフルトにこうした金額を支払う意思があるか否かは不透明と報じられている。

 なお、フランクフルトは今夏の移籍市場でマインツからドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトを獲得。再びマインツから即戦力を引き抜くことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

externallink関連リンク

●物議を醸すリヴァプールの“同点弾”取り消し…プロ審判協会幹部が見解示す「不当ではない」●28年ぶりのW杯出場目指すノルウェー代表…負傷中の主将ウーデゴーアも合流し“運命の2試合”へ?●8部リーグから6年でイングランド代表へ…アレックス・スコットが語る喜びと決意「自分の実力を発揮したい」●リヴァプールが1月にCB補強へ?…ドルトムントのシュロッターベックも獲得候補か●鈴木淳之介ら台頭で激化する日本代表のCB定位置争い…板倉滉は歓迎「代表はそうでないといけない」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)