滝川第二高校、東北福祉大学のゴルフ部で腕を磨き、現在はJPDA(日本プロドラコン協会)ドラコンプロとして活躍する松浦美侑(まつうら・みゆ)。身長161センチ・58キロという体格ながらも、今季ラストマッチで305ヤードから308ヤードに最長記録を更新。その結果を報告してくれた。
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みなさんこんにちは!JPDAドラコンプロの松浦美侑(まつうら・みゆ)です。今回は、今シーズンラストの試合に出場してきたので、結果を報告したいと思います。
今回出場したのは、シーズン最後に行われる「タイトルマッチ」で昨年のチャンピオンに挑戦できる権利を争う「挑戦者決定戦」。前回はこの決勝で敗れてしまったので、絶対に勝つ!という強い気持ちを持って挑みました。
……ですが、残念ながら今回は1回戦敗退。1ラウンドで3球打ち、規定範囲内に収まればそれが記録となって、3ラウンドの合計飛距離で競うのですが、1ラウンド目で1球もグリッド内を捉えることができませんでした。
私は基本的にドローヒッター。左からの風が吹いていたり、景色がしっくりこなかったりでこの日はドローのイメージが出ていませんでした。1球目、2球目と右プッシュ。つかまえようと思った3球目はチーピン……
残りの2ラウンドでは飛ばすしかなかったですし、思い切って「きょうはドローがダメだからフェードで行こう」と切り替えたところ、2ラウンド目は308ヤード、3ラウンド目は304ヤードという記録に。最長飛距離記録を3ヤード更新できました!
しかし、相手の杉山美帆さんは3ラウンドともしっかりグリッドを捉えたので、612ヤード対902ヤードで敗戦。タラレバにはなりますが、1ラウンド目が入っていたらいい勝負ができていたと思うので、本当に悔しいです。
ただ、今大会はすごくいい刺激をたくさんもらえました。まず、今活動しているチームに同期で入り、同い年の石村健悟(いしむら・けんご)が、男子の無差別級で新チャンピオンになったこと。先を越されたなと思っていたら「次は美侑やで」って声をかけられて、次こそは私も!とやる気が出ました。
もう一つ、JPDAのドラコンプロに同じタイミングでなった浦上真乙(うらがみ・まい)ちゃんのセコンドとして、女子-58kg級のタイトルマッチに挑ませてもらえたこともすごくいい刺激に。いつもと違う独特の雰囲気で、真乙ちゃんもそれに飲まれているように見えましたね。結局、本来の力を出し切れず、鈴木真緒さんに敗戦。いつもと違う緊張感でしたし、間近で戦う姿を見て、私もここで戦いたいと強く思いました。
来シーズンに向けて、もっともっとレベルアップできるようにトレーニングも練習も頑張りたいと思います。
■松浦美侑
まつうら・みゆ/ 1998年生まれ、兵庫県出身。東北福祉大学ゴルフ部でプレー後、JPDAドラコンプロとして活躍。最長記録は308ヤード。現在はレッスンプロとしても活躍中。
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