リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが自身の去就に言及した。11日、地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。
現在31歳のロバートソンは2017年7月にハル・シティからリヴァプールに加入し、これまで不動の左サイドバックとして公式戦354試合に出場。今季はハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズが加入した影響で序盤は控えに回ることもあったが、直近4試合は先発出場するなど、改めて自身の重要性を証明している。
そんなロバートソンだが、リヴァプールとの現行契約が2026年6月30日までと今季限りとなっており、同選手自身は残留に前向きであると考えられているものの、交渉はまだ進展していないため、去就には注目が集まっている。
そうしたなか、ロバートソンは「昨シーズンは3人の選手(モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー・アーノルド)の話で皆がうんざりしていたと思うけど、僕にとってクラブとの関係は素晴らしいものだ」と昨季も契約満了に迫っていた主力3選手の動向に注目が集まっていたことを引き合いに出しながら、今後の行方については次のように語った。
「クラブは僕と僕の家族のためにあらゆることをしてくれている。ハルから800万ポンド(約16億円)で移籍してきて、これまで僕がしてきたことを考えたら、クラブにとってはそれほど悪くはなかったと思う。何が起きてもそれは非公開で行われるだろうし、この状況には落ち着いているよ」
「もしこれが最後の年なら、最後の年だ。そうでなければ、それはそれでいい。でも、もちろん、決断とかそういうことで、夏は少しストレスが溜まっていたと思う。これからの数カ月はとにかく楽しもうと自分に言い聞かせてきた。でも、そのうちきっとそれが僕の人生を支配し始めるだろう。そのことに疑いの余地はない」
「最後の6カ月を迎えれば、そういうことは起きるものだ。今はただフットボールに集中しようとしている。ピッチに戻ってこられて嬉しいし、ここ数試合はプレーできていて嬉しい。それは重要なことだし、どうなるかは見ていこう。でも、全体的には落ち着いているし、クラブは僕にとって素晴らしい存在だ」
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