プレミアリーグのアーセナルが、新たなスカウトの招へいに動いているようだ。11日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
ここまで11試合を消化したプレミアリーグで8勝2分1敗を記録し、勝ち点「26」の首位に立つアーセナル。2003-04シーズン以来の優勝を目指す同クラブは、就任7年目を迎えたミケル・アルテタ監督の下で開幕直後から好スタートを切った。そんなアーセナルがスカウト部門の“補強”に乗り出しており、すでに交渉が進展していると報じられた。
『BBC』によれば、アーセナルが招へいを画策している人物は、ナポリのスカウト部門責任者マウリツィオ・ミケリ氏。元スロバキア代表MFマレク・ハムシク氏(2023年6月に引退)、韓国代表DFキム・ミンジェ(バイエルン)、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(パリ・サンジェルマン)といった選手を発掘した功績で知られるミケリ氏は、現在『エミレーツ・スタジアム』行きの契約を詰めている段階だという。
アーセナルはここ12カ月の間に、スポーツディレクターを務めてきたエドゥ氏の退任を受け、クラブ内部の再編を進めている。すでにミケリ氏との交渉は最終段階に突入しており、これまでボローニャやブレシアなどセリエAの複数クラブで活躍してきた“敏腕スカウト”の加入が目前に迫っている。
一方で同メディアは、ミケリ氏が加入した場合の職務範囲については現時点で明らかになっていないと指摘。果たしてアーセナルは名スカウトを迎え入れることができるのか。
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