「泣いて喜びました」小久保玲央ブライアンが初招集の心境明かし、デビューへ意気込み「シュートストップは誰にも負けない」

 日本代表GK小久保玲央ブライアン(シント・トロイデン/ベルギー)が11日、代表活動中にメディア対応を行った。

 日本代表は10日、年内最後の活動となるキリンチャレンジカップ2025に向けて始動。11月はガーナ代表、ボリビア代表とのホーム2連戦が予定されており、11日には招集された全26名が合流した。

 現在24歳の小久保は2019年にベンフィカ(ポルトガル)のU-23チームに加入。その後、2024年夏にシント・トロイデンへ完全移籍を果たすと、ベルギーでは正守護神の座を確保し、これまで公式戦47試合に出場している。今回、念願の代表初招集となった小久保は「泣いて喜びました」と選出時の心境を明かし、「このタイミングで呼ばれたことはすごくうれしいので、しっかり自分のプレーを見せて、国民のために戦いたい」と意気込みを示した。

 自身の武器については「至近距離のシュートストップは誰にも負けないと思っている」と自信を覗かせつつも、「最近はロングシュートの対応があまり良くないので意識している」と課題にも言及。14日に対戦するガーナ代表の特徴に関しては「アフリカ勢は不意なシュートやロングシュートが多いので準備をしたい」と警戒心も述べている。

 そして今回の代表ではシント・トロイデンから谷口彰悟に加え、小久保と後藤啓介が初選出。同クラブ出身者を含めると合計8選手が招集された(※後に鈴木彩艶は代表離脱)。谷口からは「時間の使い方からピッチの立ち振る舞いについて言われました」とアドバイスを受けたことを話すと、「(鎌田)大地くんがすごく優しい方で驚きました(笑)」とエピソードも語った。
 
 GK鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)は負傷、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)は天皇杯出場のため不在。代表初選出でさっそくデビューが訪れる可能性もある。小久保は「チームでもしっかりいいプレーをできているので、まず落ち着いてチャンスを得るために練習から見せていきたい」と決意を示している。

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