毎年最新モデルが発売されても、古いギアを使用し続ける女子プロたちがいる。彼女たちが絶対に手放せないという名器たちを彼女たちのコメントとともに紹介したい。まずはドライバー編から。
【川﨑春花】
1W:SIMグローレ(10.5度/イミドアンドサンズプロト)※2020年モデル
ジュニア時代から継続使用。「ずっと使っているので安心感があります。持ち球のドローが出やすいですし、ミスしたときは素直にミスが出るのもいいところ。いいショットもミスも感触通りの球になるというか。打感が柔らかいのも好きなんです」(川﨑)。
【佐久間朱莉】
1W:ピン G430 MAX 10K(9度/レジオフォーミュラB+S55)※2024年モデル
「見た目は大きいですが、安定性があって、私の中では芯が広いなと思います。ちょっとのミスでは大きなミスにならないので、そこを気に入っています。ヘッドは真っすぐ低く動かしたいので、安定したショットが打てますね。『レジオフォーミュラB+ S55』は強い球が出て、風の影響も受けにくいんです。弾道も高すぎず低すぎず、スピン量も安定しています」(佐久間)
【堀 琴音】
1W:キャロウェイ ROGUE ST ◆◆◆(10.5度/ツアー AD HD-5S)※2022年モデル
2022年当時に採用したモデルを使用。「前作より飛んだので替えました。飛距離が伸びた。いま一番自信があるのはドライバー」(堀)と2020年当時に語っていた。フェードヒッターのため、ハイスピンにならないようにロースピンタイプをチョイスしている。
それぞれがドライバーに求める性能は異なっているが、大事なのは一度気に入ったモデルを使用し続ける姿勢が、スコアメイクには大事なのだろう。
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