ドイツ代表生き残りへ、サネはラストチャンス? ナーゲルスマン監督が招集理由に言及「全力を尽くす必要がある」

 ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、ガラタサライに所属するFWレロイ・サネの代表選出の理由を明かした。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。

 19大会連続21回目の本大会出場を目指すドイツ代表は、FIFAワールドカップ26欧州予選グループAで現在首位。スロバキア代表と勝ち点「9」で並んでいるものの、得失点差で上回っている状況だ。11月には14日に敵地でルクセンブルク代表、17日にスロバキア代表と対戦する。

 そしてドイツサッカー連盟(DFB)は6日、11月の欧州予選に臨むメンバー発表。ジョシュア・キミッヒやフロリアン・ヴィルツら、順当に主力選手が選ばれるなか、サネも6月以来の代表復帰を果たした。なお、サネにとってはバイエルンからガラタサライへ移籍してから初めての招集となる。

 ナーゲルスマン監督は10日に行われた記者会見でサネの招集理由について言及。指揮官は「彼は私の求める数字を達成していない。選手層の問題があり、もし彼と同等の選手が6、7人いたら招集は難しかっただろう」と率直なコメント。具体的な個人名は出していないものの、ジャマル・ムシアラやカイ・ハヴァーツなど攻撃的な選手が負傷離脱していることから招集に至ったようだ。

 さらに「彼はここで実力を発揮できるチャンスは数え切れるほどあるわけではない。私はそう率直に伝えたよ。彼は何でもできる選手だし、全力を尽くして成し遂げる必要がある。だからこそもう一度チャンスを与えるんだ」語り、サネの奮起に期待を寄せた。

 現在29歳のサネは今夏の移籍市場でバイエルンからガラタサライに加入。ここまで公式戦15試合で3ゴール3アシストを記録している。

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