スペイン2部で悲劇…スタジアム観戦中の73歳男性が急死、試合はハーフタイムで中止に

 9日に行われた『セグンダ(スペイン2部)第13節 セウタvsアルメリア』において、スタジアム観戦中のサポーターが、急死する悲劇が起こった。なお、試合はハーフタイムの時点で中止となり、後半は別日に実施される。

 セウタの本拠地『アルフォンソ・ムルベ』で行われたこの試合で、アクシデントが発生したのは、前半17分頃だった。スタンドで観戦していたサポーターが心肺蘇生を必要とする事態に陥ったため、すぐさま試合が中断され、医療チームが対応にあたることに。同サポーターは約10分間の治療を受けた後、スタジアムから最寄りの病院へと搬送されたのだが、死亡が確認されたとのことだ。地元紙『El Faro de Ceuta』によると、亡くなられたのは、セウタ港警察の元長官であるマノロ・カレト氏で、73歳だったと伝えている。

 試合は、半世紀ぶりにセグンダに帰ってきたセウタが3分に先制した後、件の急病人対応により約10分間の中断を挟んで再開。すると37分には、アルメリアがMFアドリ・エンバルバのゴールで同点に追いついた。しかしハーフタイムに、訃報が届けられたことで、「この悲劇」と「事態の深刻さ」を受けて、中止することを決定した。

 なお、後半は今月26日に実施することで両クラブが合意しており、リーグ側の最終決定を待っているとのことだ。

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