ラ・リーガ第12節が9日に行われ、レアル・マドリードは敵地でラージョ・バジェカーノと対戦した。
レアル・マドリードは前節終了時点で10勝1敗を記録。ラ・リーガで敗れたのは第7節アトレティコ・マドリード戦(●2-5)のみで、現在は勝ち点「30」を積み上げて首位を走っている。今月4日にはチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節でリヴァプールに0-1で敗れており、公式戦2連敗は避けたい中、今節は4勝2分5敗の成績を残すラージョ・バジェカーノの本拠地『エスタディオ・デ・バジェカス』に乗り込む。
試合は序盤からレアル・マドリードがより多くのシュートシーンを作り出す。3分にアルダ・ギュレルがこの試合のファーストシュートを放つと、その後はヴィニシウス・ジュニオール、ラウール・アセンシオ、アルバロ・カレーラスらが次々とゴールに迫るが、決め手を欠く。対するラージョ・バジェカーノも20分、右サイドを駆け上がったアンドレイ・ラティウが右足でニアサイドを狙うが、GKティボー・クルトワに阻まれて得点とはならない。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ってもなかなかスコアは動かない。レアル・マドリードは55分、ロングボール1本でボックス左に侵入したジュード・ベリンガムが角度のないところからシュートに持ち込んだシーンに加え、60分には、現在ラ・リーガで8戦連発中のキリアン・エンバペが、ボックス左から巻き込んだシュートを試みるが、枠を捉えることはできない。69分にはゴール前のセカンドボールに反応したフェデリコ・バルベルデが思い切り良く右足を振ったが、シュートはGKアウグスト・バタージャに弾きされる。
最終的には、決定的なシーンの数は少ないまま、0-0でタイムアップ。この結果、レアル・マドリードのラ・リーガでの連勝は「4」でストップした。『エスタディオ・デ・バジェカス』では3シーズン連続のドロー、4年続けて白星に見放されている。ラージョ・バジェカーノは首位チームを相手に勝ち点「1」を積み上げることに成功した。
次節は23日に行われ、レアル・マドリードはエルチェと、ラージョ・バジェカーノはオビエドと、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
ラージョ・バジェカーノ 0-0 レアル・マドリード
【得点者】
なし
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