市原吏音「こういう試合ができる幸せを感じていた」 累積警告で徳島戦は出場停止に「悔しい思いはある」

 明治安田J2リーグ第36節、RB大宮アルディージャは杉本健勇の2得点で首位・水戸ホーリーホックを2-0で下した。今節の結果、大宮は3位に浮上。自動昇格圏内2位V・ファーレン長崎との勝ち点差を「3」とした。

「緊張はなく、こういう試合ができることの幸せを感じていた」と話したのはキャプテンマークを巻いた市原吏音。「チーム全員で勝ち取った勝利、勝ち点3だと思います」と胸を張った。

 守備の要・ガブリエウと守護神・笠原昂史をケガで欠く中、市原の存在は“快進撃”を続ける最終盤で欠かせない要素となっているが、次節の徳島ヴォルティス戦は累積警告により出場停止に。「次はホーム最終節なのでめちゃくちゃ出たかったですし、悔しい思いはあります」と吐露。「練習が全てなので、次の試合に出られない中でどういう立ち居振る舞いをするか。徳島戦の結果に多少なりとも変わってくると思うので、自分がやるべきことをしっかりとやりたい」と気を引き締める。

 激闘を終え、すぐさまU-22日本代表の一員としてイングランド遠征に臨む。「U-20W杯で世界と戦いましたけど、U-20イングランド代表とボーンマスはよりレベルの高い相手。この1カ月くらいでどれくらい成長しているのかを知ることができるし、今後欧州に行く上での立ち位置が分かると思うので、持っているものを全部出したい」と意気込んだ。

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