シメオネ監督、イエロー3連発でヒル・マンサーノ主審に文句「ヴィニシウスには出さないくせに!」

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督の判定に対する抗議が話題を呼んでいる。8日にスペイン紙『マルカ』が伝えた。

 アトレティコ・マドリードは8日のラ・リーガ第12節でレバンテとホームで対戦。アントワーヌ・グリーズマンの“ドブレーテ”(1試合2得点)で3-1の勝利を収め、4連勝を達成した。

 しかし同試合終盤、84分にナウエル・モリーナ、87分にマルコス・ジョレンテ、90分にホセ・マリア・ヒメネスと、アトレティコ・マドリードの選手が3連続でヒル・マンサーノ主審からイエローカードを受け取った。現地『モビスタル』のカメラが捉えたところによると、この判定に不満を示したシメオネ監督は、「おい! なんだその笛は! 落ち着けって! なあ落ち着けって!」と捲し立てると、さらに「ヴィニシウスにはそれでカードを出さないくせに!」と2回繰り返したようだ。

 ヒル・マンサーノ主審は、しばしばライバルのサポーターから“マドリディスタ”呼ばわりされることで有名な審判員。ただ、昨季のバレンシア戦や今季のレアル・ソシエダ戦などではレアル・マドリードを泣かせる怪しい判定を繰り出しており、実際のところは“マドリディスタ”たちからの評判もイマイチな人物だ。

 さておき、勝利した後のシメオネ監督は結果にご満悦。「選手たちの働きに満足している。今日も良い試合をした。試合を完全にコントロールしていた。相手はセットプレーでダメージを与えてきたが、チームは自分たちのやりたいサッカーを貫いた。粘り強く、焦らずに戦うという方針で臨んだ。後半に投入された選手たちもチームに貢献できた。私は良い印象を持ってここを後にする」と、チームのパフォーマンスに満足感を示した。

【ハイライト動画】アトレティコ・マドリードvsレバンテ

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