今年上半期のアイアン部門はダンロップ、ブリヂストン、ミズノが好調で、トップ10のうち半数以上が国内メーカーだった。しかし、秋以降になると海外メーカーが逆襲。最新ランキングでは1位にピン『G440』、3位に『タイトリスト T250』、4位にテーラーメイドの『P790』とトップ5に3モデルがランクインしている。ヒマラヤスポーツ&ゴルフ高崎店のゴルフ担当・冨永孝久さんに話を聞いた。
「アイアンのトレンドが少し変わってきた雰囲気は感じます。当店でも春先に試打会をやるとダンロップ、ブリヂストンなどのアイアンを打ちたい人が圧倒的に多かったのですが、秋以降はタイトリスト、テーラーメイドのアイアンが人気です」
海外メーカーのアイアンが人気の理由については?
「最近は形状がスマートなのに意外と打球が上がりやすくて、やさしいアイアンが増えました。テーラーメイドの『P790』はまさにそういうタイプです。タイトリストは『T250』はもちろんですが、『T150』も決して難しくはありません。当店では『T150』の方がよく売れています」
ドライバー部門で上位を独占している海外メーカーだが、アイアン部門でもその勢いが強まってきている。
【アイアン売り上げランキング トップ3】
1位 ピン G440
2位 ダンロップ スリクソン ZXi5
3位 タイトリスト T250
※データ提供:矢野経済研究所、10月27日~11月2日のデータ
◇ ◇ ◇
人気アイアンを調査。関連記事『79mm前後に人気モデルが集中! 最新アイアンの性格は“ブレード長”で8割決まる【アイアン41モデル比較】』で詳細をチェックできる。
関連リンク
