神戸、史上2クラブ目の3連覇ならず…G大阪とドローで逆転V消滅

 2025明治安田J1リーグ第36節が9日に行われ、ガンバ大阪とヴィッセル神戸が対戦した。

 4位神戸は前節、すでに降格が決まっているアルビレックス新潟に2点差を追いつかれる失態を演じ、首位鹿島アントラーズとの勝ち点差「5」を縮めることに失敗した。今節鹿島が勝利したため、神戸は引き分け以下だと、鹿島に続く史上2クラブ目となる3連覇の可能性が消滅する。

 序盤からお互いにゴールへ近づく場面を生み出したが、得点は生まれないまま試合は折り返す。こう着状態が続くなか、G大阪は76分に食野亮太郎がペナルティエリア内で倒されたものの、オンフィールドレビューの結果PKは与えられず。判定に抗議したベンチの東口順昭はレッドカードで退場となる。

 その直後、ついに試合の均衡が破れる。食野との交代で送り出された奥抜侃志がファーストタッチで鋭いシュートをゴール左下に突き刺し、G大阪が先制に成功した。奥抜は加入後初ゴールとなった。

 しかし、神戸も簡単には諦めない。90分、武藤嘉紀が右からヘディングパスを送り、ボックス中央で反応した佐々木大樹が浮き球にうまく合わせてボレーシュートをゴール左上に叩き込んだ。

 試合はこのまま終了。逆転できなかった神戸は優勝争いから脱落し、連覇が途絶えた。

 次節は30日に行われ、ガンバ大阪は敵地でアビスパ福岡と、神戸はホームでFC東京と対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 1-1 ヴィッセル神戸

【得点者】
1-0 80分 奥抜侃志(G大阪)
1-1 89分 佐々木大樹(神戸)

【ゴール動画】G大阪vs神戸

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