驚異の勝率7割超…名将ペップが監督キャリア通算1000試合目の大台へ「もう一度やり直してもできない」

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、9日に行われるプレミアリーグ第11節リヴァプール戦で監督キャリア通算1000試合目を迎える。

 現在54歳のグアルディオラ監督は、2007年夏にバルセロナBの指揮官に就任し、翌2008-09シーズンからトップチームの監督に昇格。リーグ3連覇や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たすなど、記録にも記憶にも残る黄金期を築いた。1年間の休養を経て、2013年夏からはバイエルンの監督に就任。ここでもリーグ3連覇を達成し、圧倒的な強さを示した。

 2016年夏にマンチェスター・シティの指揮官に就任すると、初年度こそ無冠に終わったが、4連覇を含む6度のリーグ制覇や、2022-23シーズンのCL優勝など数々のタイトルを獲得。グアルディオラ監督は、9日のリヴァプール戦でキャリア通算1000試合目の指揮を執ることになる。これまで通算999試合で725勝141分133敗と、勝率7割を超える驚異的な数字を残している。

 イギリス『BBC』のインタビューに応じたグアルディオラ監督は7日、これまでのキャリアについて質問を受けると、以下のように語っている。

「ここまで到達するのは難しいし、もう一度やり直してもできないだろう。試合数も多すぎるからね。日曜日の試合でも(これまでの努力を)継続できればと思う」

「私は偽りの謙虚さを持っているように見えるかもしれないが、この70パーセントを超える勝率は、10試合中7試合で勝利し、1、2試合は引き分けになることを意味する。バルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティに選手が揃っているからこそ、実現できることだ」

「でも、ここまで来るには大変な努力が必要だ。献身性、情熱、愛情。誰も私を打ち負かすことはできない。選手たちを説得して一緒に戦う術を探すのが大好きなんだ。選手たちはいつも私についてきてくれるんです。いつもだよ」

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