<マオタイ シンガポールオープン 2日目◇7日◇ザ・シンガポールアイランドCC(シンガポール)◇7295ヤード・パー72>
インターナショナルシリーズ第8戦の第2ラウンドが終了した。日本勢4人が出場する中、浅地洋佑と池村寛世が決勝へコマを進めた。
5アンダー・10位タイからスタートした浅地は、5バーディ・3ボギーの「70」でプレー。トータル7アンダー・24位タイで決勝へ進んだ。
第1ラウンドでは「67」をマークしたが、この日は前半で苦戦。ティショットがラフに埋まる不運もありボギースタートとなる。さらに2つのパー3で3パットを喫し、前半は「38」。
一時はカットライン上まで順位を落としたが、後半は「日が沈んでグリーンが読みやすくなった」と4つのバーディを奪って立て直した。「とにかく3パットをしないように。そこをゼロで収められればいいスコアで上がれると思います」と語り、決勝でさらなる上位進出を狙う。
一方、2アンダー・56位から出た池村は、トータル6アンダー・41位に順位を上げた。前半12番パー5ではグリーン近くのバンカー手前からチップインを決め、“イーグル先行”の立ち上がりを見せた。
「ショットがあまりよくなかったので、ドライバーが曲がっていた。うまくパーを拾えた」と納得の一日とはいかなかったようだが、その後も4つのバーディを重ね、スコアを「68」にまとめた。最終ホールではボギーを叩いたものの、粘り強くプレーした。
「パー5が取りやすいコースなので、そこを取って行ければ、上位に絡めると思います」と決勝ラウンドへの意気込みも口にした。
比嘉一貴は予選落ち。練習ラウンドでは手応えを感じていたというティショットが「初日から悪いイメージになってしまった」と振り返る。3バーディ・4ボギーの「73」で終え、トータル1アンダーとしながらカットラインには3打届かなかった。村上拓海は第2ラウンド途中で棄権。
「64」をマークしたイ・スミン(韓国)がトータル12アンダーで単独首位。2打差のトータル10アンダーにウォン・ウェイスワン(台湾)ら10人が続いている。
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