トッテナム、サウジでも得点量産中のトニーを今冬の獲得目標に? 指揮官とはかつて師弟関係

 トッテナム・ホットスパーが今冬、アル・アハリ・サウジに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーの獲得に動く可能性がある模様だ。現地時間6日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 トニーは、1996年3月16日生まれの29歳。2020年8月から2024年8月まで在籍したブレントフォードでは、公式戦通算141試合に出場して72ゴール23アシストをマーク。2023年5月に賭博規則違反による出場停止処分が課せられたなかでもゴールを積み上げた。2024年8月にはアル・アハリ・サウジに電撃移籍。トニーの得点力はサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部リーグ)でも健在で、公式戦通算59試合で41ゴール8アシストという圧巻の成績を収めている。

 そんなトニーに熱視線を送るのがトッテナムだ。『talkSPORT』によると、トーマス・フランク監督は今冬の移籍市場で前線の攻撃力を強化したいと考えている模様。ブラジル代表FWリシャルリソンは今季公式戦17試合で3ゴール2アシストを挙げているものの、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニは公式戦7試合で0ゴール1アシストと不発。エースとして期待されたイングランド代表FWドミニク・ソランケは負傷離脱が続いている。サウジアラビアでゴールを量産し、プレミアリーグを熟知しているトニーが加入すれば、トッテナムの攻撃陣はより迫力を増す。

 さらに、フランク監督とトニーはブレントフォード時代に師弟関係にあり、互いのことをよく知っている。また、『talkSPORT』は「彼は中東での生活をどれほど楽しんでいるかを公然と語ってきたが、もしプレミアリーグに復帰すれば来年のワールドカップでイングランド代表入りを果たす希望がより高まるだろう」と、ワールドカップメンバー入りを狙うにはプレミア復帰が理想的であるという見解も示している。

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