C・ロナウド、ジョッタ葬儀の不参加を決めた“2つの理由”…「僕が行くところはどこでも大騒ぎに」

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今年7月に自動車事故に伴う火災により28歳で逝去した同国代表FWディオゴ・ジョッタの葬儀に出席しなかった理由について語っている。現地時間6日、スペインメディア『マルカ』が伝えている。

 ウルヴァーハンプトンやリヴァプール、そしてポルトガル代表の主力FWとして活躍してきたジョッタは、今年7月3日の深夜0時半頃にスペインのA52高速道路を走行中、交通事故に伴う火災により弟のアンドレ・シルヴァと共に逝去した。現役選手の突然の訃報を受けてサッカー界には大きな悲しみが広がり、所属先のリヴァプールはジョッタが着用していた背番号「20」を永久欠番にすることを決めた。

 代表チームの同僚が悲劇の死を遂げた後、C・ロナウドは葬儀に出席しなかった。この決断は様々な憶測を呼び、故人への敬意を欠いているといった批判も巻き起こった。しかし、『マルカ』が伝えたところによると、C・ロナウドはイギリスの著名なジャーナリスト・作家であるピアーズ・モーガン氏とのインタビューにて葬儀不参加の理由を説明。1つ目の理由は「(自身の)父が亡くなってから墓地に足を踏み入れていないから」というものだったが、もう1つの理由はジョッタとその家族への深い愛情からくるものだった。

「僕の影響力については周知の事実だろう。僕が行くところはどこでも大騒ぎになる。(ジョッタの葬儀の場は)そうなりたくなかったんだ。人々の注目が僕に集まる形ではなく、ディオゴと彼の家族の時間になるようにしたかった」

 ジョッタの葬儀が“見世物”のようになることを嫌ったC・ロナウド。「周囲からたくさん批判されたけど、気にしていない。心が清らかであれば、他人の言うことを気にする必要はないからね」と語り、不参加という決断を後悔していないようだった。

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