フェイエノールト指揮官が指摘した課題とは?「決定的な要素になる」 上田&渡辺フル出場もシュトゥットガルトに敗北

 フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシー監督がシュトゥットガルト戦を振り返り、「セットプレーが課題だった」と語った。オランダメディア『Voetbal International』がコメントを伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第4節が6日に行われ、フェイエノールトは敵地でシュトゥットガルトと対戦した。試合は両チーム共にスコアレスで迎えた84分、シュトゥットガルトに先制されると、後半アディショナルタイム1分にも失点し、フェイエノールトが0-2で敗れた。なお、日本代表FW上田綺世と日本代表DF渡辺剛

 試合後、ファン・ペルシ監督はオランダのスポーツチャンネル『Ziggo Sport』のインタビューで「とても成熟したプレーを見せていたし、ballの扱いも良かった。良いチャンスも何度か作り出した。ただ、残念ながらどれも決め切ることができなかった」と振り返り、「0-2で負けたあとにこう言うのは奇妙に聞こえるかもしれないが、最後の20分間を除けば、我々は本当にいいプレーをしていたと思う」と手応えも口にしつつ、こう続けた。

「結局、避けれたはずの展開で1点目を相手に許してしまった。そこが痛かった。先制されるまでは互角の戦いだった。ボールを保持している場面では落ち着いてプレーしていたし、ボールを奪ったあとの判断も良かった。相手のプレッシャーの中でも適切なプレー選択ができた。その点はポジティブだ。守備も良かったし、1対1のデュエルでもしっかり戦えていた。あとはゴールを決めるだけ、という条件はすべて整っていた」

 一方、ファン・ペルシ監督は「セットプレーが課題だった。このレベルの試合では、そこが決定的な要素になる。あとは審判も少し簡単に笛を吹きすぎていたと思う。その点に関してはあまり良い印象は持てなかった」と、セットプレーが課題だとも語った。

 フェイエノールトはシュトゥットガルトに敗れ、ELリーグフェーズでの戦績は1勝3敗に。全36クラブのうち29位に位置し、ノックアウトフェーズ進出圏内の24位ボローニャとの勝ち点差は「2」となっている。

 そのフェイエノールトは、27日に行われるELリーグフェーズ第5節でホームでのセルティック戦に臨む。

【ハイライト動画】シュトゥットガルトvsフェイエノールト

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