シント・トロイデンから“合計8名”が日本代表へ!…現所属3名に加え遠藤航ら5名のOBも選出

 日本サッカー協会(JFA)は6日、キリンチャレンジカップ2025のガーナ代表戦、ボリビア代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。

 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)や堂安律(フランクフルト/ドイツ)、上田綺世(フェイエノールト/オランダ)ら主力が順当に名を連ねた中、最多3名を輩出したのがジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)のシント・トロイデン。FIFAワールドカップカタール2022にも出場した谷口彰悟に加え、小久保玲央ブライアンと後藤啓介の2名は記念すべき初招集となった。

 また、過去所属選手も多数メンバー入りを果たしている。鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)、遠藤航(リヴァプール/イングランド)、鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ/ドイツ)、中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)は過去にシント・トロイデンでプレーしており、現所属の3名を含めると合計8名の“シント・トロイデン勢”が選出されたことになる。

 シント・トロイデンには現在に至るまで合計28名もの日本人選手が在籍。欧州挑戦の“登竜門”としての地位を確立しており、多くの日本人選手がJリーグからシント・トロイデンを経由し、欧州5大リーグへのステップアップを遂げている。鈴木や遠藤、鎌田ら今回の代表メンバーに名を連ねた選手の他にも、冨安健洋がシント・トロイデンからボローニャを経てアーセナルへ加入した例などがある。

 なお、香川真司(セレッソ大阪)や岡崎慎司氏といった長く日本代表の一員として活躍した選手もかつてシント・トロイデンでプレーした経験があり、現在も7名の日本人選手が在籍している。現所属の日本人選手と過去所属の日本人選手は以下の通り。

▼現所属選手
小久保玲央ブライアン
畑大雅
谷口彰悟
山本理仁
伊藤涼太郎
松澤海斗
後藤啓介

▼過去所属選手※()内は現所属クラブ
鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)
シュミット・ダニエル(名古屋グランパス)
冨安健洋
小池裕太(ヴィッセル神戸)
松原后(ジュビロ磐田)
橋岡大樹(スラヴィア・プラハ/チェコ)
小川諒也(鹿島アントラーズ)
関根貴大(浦和レッズ)
遠藤航(リヴァプール/イングランド)
鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
香川真司(セレッソ大阪)
藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ/ドイツ)
小野裕二(アルビレックス新潟)
木下康介(サンフレッチェ広島)
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
伊藤達哉(川崎フロンターレ)
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
林大地(ガンバ大阪)
岡崎慎司
原大智(京都サンガF.C.)
小森飛絢(浦和レッズ)

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