世界ドラコン王者に3度輝いたカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。“ゴルフの聖地”とも呼ばれるセント・アンドリュース・オールドコースをラウンド、最終18番ホールのプレーを動画で振り返った。
この日のラウンドもいよいよ最終ホールに。バークシャーは「ゴルフで人を感動させるホールがあるとすれば、それはまさにここです」と紹介した。
「私にとってセント・アンドリュースの18番ホールはゴルフ界で最も神聖な場所です。500 年以上前にゴルフをプレーした人々の足跡をたどることは、本当に謙虚な気持ちにさせられます。ここでは他のどの場所よりもゲームが生きているように感じられます」と世界最古とされるゴルフ場の遥かな歴史に思いを馳せ、最大限の敬意をもってプレーに臨んだ。
354ヤードの最終ホール、ティショットに選んだのは3アイアンだった。渾身の一打の飛距離は290ヤード。ボールの落下地点の近くを女性が歩いていたが、その飛距離に驚いたのかティーイングエリア方向に顔を向けていた。
セカンドショットは残り65ヤードをロブウェッジで。ピンそばに2オンさせると、フックラインのバーディパットは惜しくも外してしまったが、パーでこの日のラウンドをフィニッシュ。帽子を脱いでキャディと握手を交わしていた。
そして「3歳からゴルフをしてきた私にとって、このラウンドを忘れることは決して無いでしょう」と、一日を感慨深げに振り返っていた。
今回もコメント欄ではファンとのやり取りを展開。「象徴的なコースで象徴的にプレーする象徴的人物」との言葉には嬉しそうに「イエス、サー!」と返答。「なぜワンオンを狙わなかったの?」には「3アイアンで近くまで行けると思ったんだ。フェアウェイが上り傾斜でランが出なかったね」。「女性に当てちゃうところだった」には「動画を編集するまでまったく気づきませんでした。ちょっとティショットに集中しすぎていました」と意外な言葉を返していた。また「ゴルフとその歴史に対する尊敬と謙虚な気持ちが大好きです」「もっと映像を見せて下さい。来年4月にまたプレーするのが楽しみです」など、たくさんの声が寄せられていた。
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