バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、国内3冠を達成した昨シーズンや今後のキャリアについて語った。4日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
2022年夏にリーズからバルセロナへ加入したハフィーニャは、度々売却の噂が挙がりながらも、昨年夏に就任したハンジ・フリック監督のもとで絶対的な存在に。昨シーズンは公式戦57試合出場34ゴール26アシストという圧巻の成績を残し、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの国内3冠達成に大きく貢献した。こうした活躍が高く評価され、今年のバロンドールでは5位に輝いている。
ハフィーニャは2024-25シーズンが自身にとって充実の1年間だったことを認め「安定したパフォーマンスに重要なゴール。個人賞も獲得することができた」とコメント。一方で、バロンドール5位という結果には「個人的には残念だった。あれだけ毎日努力し、素晴らしいシーズンを過ごしたと感じる選手ならばトップに入ることを期待する。5位に入ったことはもちろん光栄だが、期待はもっと大きかった」と一抹の悔しさを明かした。
今シーズンは負傷の影響でここまで公式戦7試合の出場に留まっているが、来年夏にはFIFAワールドカップ26という大舞台が控えている。クラブだけでなく、代表での活躍も期待されるハフィーニャは「ブラジル代表として優勝することが僕のキャリアにおける最大の目標だ。幼い頃から、路上で裸足で遊んでいる頃から夢見ている。最大の舞台で母国を代表して戦い、最も重要なタイトルをかけて戦う。それが日々のモチベーションだ」と明かしている。
そんなハフィーニャはバルセロナでの将来も見据えている。現行契約が2028年6月末までとなっている28歳は「もしも状況が許すのであれば、残りのキャリアをここで過ごし、タイトルを獲得し、若い選手たちを支え、クラブの歴史に自分の足跡を残すことができたら光栄だ」と自身が描く青写真を語った。
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