セリエA今季3人目の指揮官交代…フィオレンティーナがピオリ監督解任を発表、現在最下位に低迷

 フィオレンティーナは4日、ステファノ・ピオリ監督の解任を発表した。

 今シーズン、ピオリ監督は6年ぶりにクラブに復帰を果たした。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)では強さを発揮しているものの、セリエAでは大苦戦。ここまで10試合を消化し4分6敗とリーグ戦で勝利を挙げることはできず、最下位に沈んでいる。

 2日にホームで行われた第10節レッチェ戦では0-1で敗戦。試合後には同監督が辞任を拒否したとも報じられていたが、クラブは4日に正式な解任を決定した。クラブは「在任期間に発揮したプロ意識に感謝を示したい」と声明を述べている。

 後任については未定であり、フィオレンティーナは「本日の午後の練習からU-20チームの監督を務めるダニエレ・ガロッパ氏が暫定的にトップチームの指揮を執る」と伝えた。

 イタリアメディア『スカイ』は、後任人事については「しばらく時間をかけて判断するだろう」と報道。同『フットボール・イタリア』は「ロベルト・ダヴェルサ氏が最有力候補」と昨シーズンまでエンポリを率いていた指揮官の名前を挙げている。

 フィオレンティーナは次戦、6日にUECL・リーグフェーズ第3節で日本代表MF佐野海舟と同MF川﨑颯太が所属するマインツと対戦。その後、9日にはセリエA第11節でジェノアとの一戦を控えている。

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