日本人4選手所属のセルティック、暫定指揮官が正式就任に意欲「内心では続投したい」

 セルティックを率いるマーティン・オニール暫定監督が“正式”監督就任への意欲を語った。3日、イギリス『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するセルティックは、今シーズンの序盤戦で勝ち点を取りこぼす試合が続き、首位に立つハーツに暫定で勝ち点差「9」をつけられることに。10月28日にはブレンダン・ロジャーズ前監督が辞任し、現在はオニール氏が暫定指揮官としてチームを指揮している。

 オニール暫定監督はセルティックを2000-01シーズンから2004-05シーズンまで率いた経験があり、その際は5シーズンで3度のリーグチャンピオンに導いている。約20年ぶりの復帰となる今回は、正式監督の決定までチームを暫定的に率いる形となっている。

 セルティックは2日に行われたスコティッシュ・リーグカップ準決勝で宿敵レンジャーズと対戦し、3-1で勝利。12月14日に行われる決勝でセント・ミレンと激突する。オニール監督はリーグカップ決勝の指揮を執る可能性について問われると、「現時点では何の兆候もない。(11月の)代表ウィークをあるし、クラブ首脳陣には考える時間があるからね」と答えた。

 一方で、自身の続投については「内心では、そうしたい(続投したい)と思っている」とコメント。正式就任への意欲をのぞかせつつも、「我々は結果重視のビジネスをしているので、状況は刻々と変わる」と冷静な姿勢を崩さず、クラブの判断を待つ構えを見せている。

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