伊東純也は3戦続けて欠場も、ヘンクが今季初の無失点勝利! 坂本一彩&木村誠二出場のウェステルローを下す

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第13節が2日に行われ、ウェステルローとヘンクが対戦した。

 前節終了時点で4勝3分5敗の成績を残すウェステルローが、4勝4分4敗のヘンクをホームに迎えた一戦。ウェステルローに所属する木村誠二と坂本一彩は共に先発に名を連ねたが、ヘンク所属の伊東純也は、10月の日本代表活動中に見舞われたケガの影響で、3試合連続のメンバー外となった。横山歩夢もメンバーを外れている。

 試合は35分に均衡が破れる。ウェステルローのエミン・バイラムが自陣からサイドを変えようと試みたロングボールを、コンスタンティノス・カレツァスが狙っており、ヘディングでボールを前方へ流し入れると、ボックス右に走り込んだオ・ヒョンギュが右足で豪快な一撃を突き刺す。ヘンクが先制して前半を終えた。

 後半に入ると、ウェステルローが多くのチャンスを作り出す。52分には左サイドに流れてボールを受けた坂本が、見事なまたぎで相手を出し抜き、ドリブルで深い位置まで侵入。マイナスへの折り返しにルーカス・ムバンバが反応したが、シュートはジャストミートせず、枠を外れる。67分には右サイドからカットインしたアラーヤル・サヤードマネシュが左足でミドルシュートを狙ったが、ここはクロスバーに直撃し、同点とはならない。

 対するヘンクも71分、前線でロングボールを呼び込んだオ・ヒョンギュが、飛び込んできた木村をシャペウでかわし、強引にボックス内まで持ち込んだが、ループシュートは精度が低く、GKに止められる。

 試合はこのままタイムアップ。ヘンクとしては追加点こそ奪えなかったが、今季初のクリーンシートを達成し、3試合ぶりの白星を手にした。一方、ヘンクは良かった流れの中でゴールネットを揺らすことができず、4試合ぶりの黒星を喫している。坂本、木村はフル出場した。

 この後、ウェステルローは8日に次節のジュピラー・プロ・リーグでシャルルロワの本拠地に乗り込む。一方、ヘンクは6日、ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節でブラガとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
ウェステルロー 0-1 ヘンク

【得点者】
0-1 35分 オ・ヒョンギュ(ヘンク)

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