“王国の神童”エンドリッキが1月にレンタル移籍へ?…レアルでは今季ここまで出場0分間

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWエンドリッキが1月に移籍する可能性があるようだ。21日、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 “王国の神童”の異名を取るエンドリッキは2006年7月21日生まれの現在19歳。母国の名門パルメイラスの下部組織出身で、2022年10月に16歳でトップチームデビューを飾ると、昨年夏からはレアル・マドリードでプレーしている。昨シーズンは先発起用の機会こそ限られていたが、公式戦37試合に出場し7ゴール1アシストをマーク。とりわけコパ・デル・レイ(国王杯)では6試合で5ゴールと結果を残し、決勝進出に大きく貢献した。

 しかし、シャビ・アロンソ監督が就任した今シーズンはハムストリングの負傷で出遅れると、ここまでのプレータイムは0分間。先発起用はおろか途中出場さえ叶わず、ベンチを温める日々が続いている。

 移籍市場に精通するロマーノ氏によると、エンドリッキは開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ26を見据えて出場機会を求めており、1月にレンタルでレアル・マドリードを退団する可能性があるとのこと。クラブ側もレンタルでの放出には前向きで、すでに交渉が開始されているようだ。

 さらに『ESPN』は、マルセイユを含む欧州の複数クラブが1月の移籍市場に向けてエンドリッキの動向を注視していると報道。レアル・マドリードとしては今夏の移籍市場でのレンタル放出も視野に入れていたが、当時は選手本人が移籍を望んでいなかったという。

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