バルサに不安材料…クンデ&練習復帰したばかりのハフィーニャにエル・クラシコ欠場の可能性か

 バルセロナは主力選手を欠いた状態で大一番へ臨む可能性があるようだ。24日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現地時間26日に行われるラ・リーガ第10節でレアル・マドリードと対戦するバルセロナ。インターナショナルマッチウィーク直前には公式戦連敗を喫したものの、ラ・リーガ第9節でジローナに競り勝ち、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節ではオリンピアコスを6-1で粉砕。チーム状態を立て直し、現在「2」ポイント差で追う“宿敵”との今シーズン最初のエル・クラシコへ臨む。

 敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込むバルセロナだが、主力選手のコンディションへの不安が拭えない状況となっている。報道によると、全体トレーニングに復帰していたブラジル代表FWハフィーニャが、現地時間24日金曜日のトレーニングには姿を現さなかったとのこと。また、フランス代表DFジュール・クンデも23日木曜日から2日連続でトレーニングに参加しておらず、エル・クラシコの出場可否が不透明となっているようだ。

 ハフィーニャはハムストリングの負傷により、先月下旬に行われたラ・リーガ第6節オビエド戦を最後に実戦から遠ざかっている。クンデは今シーズンここまで欠場がなく、直近のオリンピアコス戦も75分まで出場していたが、打撲でトレーニングを欠席したと報じられている。

 一方、ハフィーニャと時を同じくして全体トレーニングに合流したスペイン代表FWフェラン・トーレスはエル・クラシコで起用可能な見込み。体調を崩していたオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングもすでに回復している模様だ。

 スペイン代表GKジョアン・ガルシアやスペイン代表MFガビ、同MFダニ・オルモ、ポーランド代表FWロベルト・レヴァドフスキも負傷離脱中で、仮にクンデとハフィーニャも欠場となれば、“宿敵”からの首位奪還を目論むバルセロナにとって大きな痛手となるだろう。

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