“エル・クラシコ”は大荒れな結末に…最後の乱闘でレッド1枚、イエロー6枚が提示

 注目の“エル・クラシコ”は大荒れな結末となってしまったようだ。26日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第10節が26日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナが対戦。今季初の“エル・クラシコ”は、22分にキリアン・エンバペが先制点を挙げると、38分にフェルミン・ロペスが同点弾を決めたものの、43分のジュード・ベリンガムの得点が決勝点となり、2-1でレアル・マドリードが勝利を収めている。

 しかし、後半アディショナルタイムにペドリが2枚目のイエローカードで退場となったことを皮切りに両チームのベンチが一触即発になり、警察が間に入って仲裁することに。そして、試合はその後再開されてすぐにタイムアップとなると、ダニエル・カルバハルがラミン・ヤマルに対して喋りすぎたというジェスチャーを見せたことも影響して、試合終了後にも両チームが入り乱れることになり、『アス』は恥ずべき光景が生まれ、乱闘で終わった“エル・クラシコ”は歴史的な出来事だと苦言を呈する事態となった。

 試合後、主審を務めたセザー・ソト・グラード氏はこの試合のスコアシートを提出。それによると、アンドリー・ルニンには攻撃的な態度でベンチを離れ、相手チームのベンチへ向かい、チームメイトに制止されたため、レッドカードが提示されていたほか、相手選手を侮辱したり脅迫したりしたことなどから、エデル・ミリトン、ロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオール、アレハンドロ・バルデ、フェルミン・ロペス、フェラン・トーレスらにはイエローカードが提示されていたという。

 なお、フェルミンのイエローカードは衝突を引き起こした押し行為に対するものであると明記されている一方で、侮辱や発言の詳細については触れられておらず、試合後の乱闘ではレアル・マドリード側の4人(レッドカード1枚、イエローカード3枚)、バルセロナ側の3人(イエローカード3枚)に警告が出されたことだけが明らかになっている。

【動画】ヤマルとカルバハルの口論から揉め事へ発展…

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