今季2度目の先発出場も…遠藤航の評価は伸びず「良い影響を与えられなかった」

 リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航のパフォーマンスには及第点が与えられている。

 カラバオ・カップ4回戦が29日に行われ、リヴァプールはクリスタル・パレスと対戦。遠藤と鎌田大地による日本人対決も実現した一戦は、鎌田の起点から2ゴールを許すなど、0-3で敗れて敗退となった。

 直近の公式戦3試合で出場機会がなかった遠藤は、9月23日に行われたカラバオ・カップ3回戦のサウサンプトン戦(◯2-1)以来、今季2度目となるスタメン出場を果たし、3バックの右でスタートした後、後半途中からは中盤でプレーするなど、フル出場した。

 試合後、選手採点を発表した地元紙『リヴァプール・エコー』は遠藤に「6」点をつけ、「3人のセンターバックの右側でプレーし、序盤から激しいタックルで流れを掴んだが、2失点目は(イスマイラ・)サールを見失ってしまい、中盤で試合を終えた」と綴っている。

 一方、地元メディア『THIS IS ANFIELD』は遠藤に「3」点をつけ、「(ウィル・)ヒューズのチャンスの前には(ジェレミ・)ピノに背後を取られてしまい、サールを見失ったことでパレスの2点目が生まれてしまった。これまでも何度もセンターバックでプレーしてきたが、本来のポジションではなく、調子が悪かったように見えた。後半は中盤に移り、より落ち着いたプレーを見せたが、試合に良い影響を与えることはできなかった」と厳しい評価が下されている。

【ハイライト動画】遠藤航と鎌田大地による日本人対決が実現

●“絶好調”の鎌田大地が2ゴール演出! C・パレス、遠藤航先発のリヴァプールを破ってカラバオ杯8強入り●カラバオ杯準々決勝の組み合わせが決定…アーセナルはクリスタル・パレスと対戦●アーセナル、ヌワネリ&サカの得点で2年連続のベスト8進出! ブライトンはチャンスで決めきれず無得点●チェルシー、“乱打戦”を制してカラバオ準々決勝へ! ギテンスの1G2Aなどでウルブスから逃げ切り●トッテナムDF高井幸大のデビューは再び不透明に? ドラグシンは来月に復帰の可能性