パレス指揮官、好調の鎌田大地を絶賛「プレミアで圧倒的な選手になれると信じてきた」

 クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、日本代表MF鎌田大地への信頼を口にした。10月31日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在29歳の鎌田は2024年7月にフリーでフランクフルト時代に指導を受けたグラスナー監督が率いるクリスタル・パレスに加入。移籍当初は新天地への適応に苦しんでいるという指摘もあったが、今季はひざの負傷で欠場した3試合以外、ここまで公式戦13試合に出場し、すでにストップしてしまったものの、クラブ史上最長となる公式戦19試合無敗に大きく貢献。この活躍からゴールやアシストこそ記録していない中で、鎌田は9月におけるクラブの月間最優秀選手にも選ばれていた。

 10月29日に行われたカラバオ・カップ4回戦のリヴァプール戦でもアシストとはならなかったが、2ゴールの起点になるパスを出すなど、3-0での勝利に大きく貢献していた鎌田の好調ぶりについて聞かれたグラスナー監督は次のように同選手への賛辞を送った。

「これこそが私が知っている彼であり、私が知っていた彼だ。素晴らしい人で、少し物静かで、ロッカールームで一番声が大きいわけではない。でも、とてもプロフェッショナルで、いつでも起用することができる」

「彼は他の多くの選手と同じようにプレミアリーグのフィジカルの強さに最初は苦労していた。会長と話をした時に、私よりもさらに長く10年以上もプレミアリーグに関わってきた彼は、プレミアリーグに適応するのに普通は1年かかるのに、今では1週間か2週間ほどで適応することが期待されていると言っていた。私たちは忍耐強く、常に選手たちをサポートしなければならない」

「これが私たちの選手たちとの仕事の仕方だ。毎日のトレーニングで100%の努力をしている限り、彼らを全力でサポートする。最終的には彼ら次第だけどね。しかし、私たちは常にダイチがプレミアリーグで圧倒的な選手になれる素質を持っていると知っていたし、信じてきた。彼はそれを証明している」

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