選手層の薄さ主張から一転…リヴァプール指揮官「チームと質には完全に満足」

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、チームの戦力に満足していることを強調した。10月31日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 リヴァプールは10月29日に行われたカラバオ・カップ3回戦でメンバーを10人も入れ替えて若く経験の浅い選手たちを多く起用したが、0-3でクリスタル・パレスに敗れたことで敗退となった。

 同試合後にスロット監督はマンチェスター・シティやチェルシーが戦力をあまり落とすことなくローテーションをして勝ち進んだことを引き合いに出しながら、「夏に多額の資金を使ったことばかりが注目されたが、実際のところ、私たちは人々が思っているほど厚い選手層ではない」と戦力に限りがある状況を強調していた。

 この発言に注目が集まっていたなか、1日に行われるアストン・ヴィラ戦に向けた前日会見でスロット監督は「チームと、私たちが持っている質に完全に満足している」と先日の発言から一転してチームを信頼していることを主張した。

「私たちの戦略と方針には完全に納得しているけど、問題があるとすれば、全員が適切なプレシーズンを過ごしていないこと、あるいは負傷しているということが問題だ。3、4人が負傷すると選手は16人になってしまう。20、21人がいれば十分だと確信しているけど、昨シーズンのように彼らを健康に保つ必要がある」

「アレックス(アレクサンデル・イサク)がその好例だ。他にもプレシーズンを欠場したり、プレシーズン中に負傷した選手が数人いる。全員を起用し続けるのは昨シーズンよりも難しくなっており、数人が起用できなければ、結局は同じ選手に負担がかかってしまう。もしかしたら、昨シーズンは幸運だったけど、今シーズンは不運になっているのかもしれない」

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