若手主体のチェルシーがまた新たな記録を樹立した。
チェルシーは10月29日に行われたカラバオ・カップ4回戦でウルヴァーハンプトンと対戦。試合開始5分にアンドレイ・サントスが先制点を決めたのを皮切りに、タイリーク・ジョージ、エステヴァンにも得点が生まれ、3点リードで前半を折り返すと、後半には2失点を喫したほか、86分にはリアム・デラップが退場する事態となったが、89分にジェイミー・バイノー・ギテンスが驚きのゴールを決めた直後にも失点しながら、逃げ切りに成功して4-3で勝利して準々決勝へと駒を進めた。
この試合で得点を挙げたA・サントスは21歳、ジョージは19歳、エステヴァンは18歳、ギテンスは21歳と4人全員が21歳以下の選手となったが、イギリスメディア『talkSPORT』によると、21歳以下の違う4選手が同じ試合で得点を記録したのは、これがプレミアリーグ史上初のことになったという。なお、4得点はすべて21歳以下の選手によるアシストであったことも伝えられている。
2022年5月に現オーナー体制となって以降、若手中心のチーム作りが進められているチェルシーでは、先月22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節のアヤックス戦(◯5-1)でもプレミアリーグ史上初めて公式戦で1試合に3人の10代の選手が得点を挙げるという記録も樹立していたなか、またしても新たな記録を樹立していたことが明らかになっている。
【ハイライト動画】チェルシーが乱打戦を制してカラバオ・カップ準々決勝に進出!
関連リンク
