プレミアリーグ第10節が1日に行われ、ブライトンとリーズが対戦した。
川崎フロンターレ時代のチームメイトであり、幼い頃から関係のある日本代表MF三笘薫とMF田中碧の対決に注目が集まった中、三笘は負傷の影響によりメンバー外、田中は先発出場となり、両者のプレミアリーグでの初対決はお預けとなった一戦。ブライトンはミッドウィークのカラバオカップでアーセナルに敗れ、前節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続いて公式戦連敗中。ここまで3勝3分け3敗と五分の成績を残し13位と元気がない状況だ。対するリーズは昇格組ながら3勝2分け4敗とまずまずのスタートとなっているが15位に位置。前節はウェストハム相手に勝利しており、連勝を収めたいところだ。
立ち上がりからボールを握りコントロールしたのはブライトン。すると11分、相手の背後へヤンクバ・ミンテから浮き球のパスが出ると、マッツ・ウィーファーがボックス内右から折り返し、最後はダニー・ウェルベックがダイレクトで合わせ先制に成功する。
幸先良く先制したブライトンに対し、リーズはボールを握って崩していく戦いに。田中も積極的にボールを触って崩しに関わっていくが、なかなかゴールが遠い展開となる。さらに、キックオフ直後は晴れていたものの、時間の経過とともに雨足が強まり、滑りやすいピッチコンディションに。ボールを繋いでいきたいリーズは、ゴールに迫るシーンもある一方で、パスミスからボールを失う回数も増えていってしまう。
それでも積極的にブライトンゴールを目指すリーズは、前半アディショナルタイムにビッグチャンス。ノア・オカフォーのグラウンダーのクロスから、最後はこぼれ球をショーン・ロングスタッフがボックス内からシュート。しかし、ゴールは遠く、ブライトンのリードで前半を終えた。
後半に入ってもブライトンペースで試合が進む中、リーズは60分に2枚替え。田中、ロングスタッフを下げ、ダニエル・ジェームズ、アントン・シュタッハを投入して流れを変えに行く。しかし、またしてもゴールを奪ったのはブライトン。64分、ロングフィードを右サイドで受けたミンテが仕掛けてグラウンダーのクロス。これを走り込んだディエゴ・ゴメスが合わせて、ブライトンがリードを2点に広げた。
さらに手を緩めないブライトンは70分、スローインから左サイドを崩すとジョルジニオ・リュテールがドリブルでボックス内に持ち込み、最後はディエゴ・ゴメスが蹴り込んでこの試合2点目。試合の大勢を決めた。
【スコア】
ブライトン 3ー0 リーズ
【得点者】
1ー0 11分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)
2ー0 64分 ディエゴ・ゴメス(ブライトン)
3ー0 70分 ディエゴ・ゴメス(ブライトン)
【動画】日本代表とも対戦したディエゴ・ゴメスの今季初ゴール!
関連リンク
