ヘンク、数的優位を生かして敵地でレンジャーズ撃破! EL白星スタートも伊東純也&横山歩夢に出番訪れず

 ヨーロッパリーグ(EL)第1節が25日に行われ、レンジャーズ(スコットランド)とヘンク(ベルギー)が対戦した。

 EL予選でレフ・ポズナン(ポーランド)を下し、4シーズンぶりの本大会出場を決めたヘンク。しかし、8試合を消化した国内リーグでは2勝2分4敗の14位に沈んでおり、EL初戦を制して勢いを取り戻したいところだ。敵地でレンジャーズと激突する一戦に、伊東純也と横山歩夢はサブスタートとなった。

 試合は41分に大きなターニングポイントが訪れる。レンジャーズのモハメド・ディオマンデがハーフウェイライン右で激しくスライディング。スパイクの裏がザカリア・エル・ワディのすねに直撃し、主審はレッドカードを提示する。ホームチームは数的不利の戦いを強いられることになった。

 すると前半アディショナルタイム、ヘンクのヤイマール・メディナが味方のスルーパスに反応。左サイドからペナルティエリア内に走り込むと、後方から追うジェームズ・タヴァーニアーに倒されPKを獲得する。しかし、キッカーを務めたオ・ヒョンギュのシュートはGKにストップされてしまう。

 そんななか、55分にヘンクが均衡を破る。自陣左サイドからのパスワークで前進し、テンポ良く繋いでレンジャーズのプレスを打開。右サイドでボールを持ったヤルネ・シュトゥッカーズがスルーパスを出し、DFラインとの駆け引きを制したオ・ヒョンギュが抜け出す。最後は冷静に左足で流し込み、ヘンクが先制に成功した。

 結局、そのまま試合は1-0で終了し、ヘンクが敵地で勝利。伊東と横山に出番は訪れなかった。次節は来月2日に行われ、レンジャーズはアウェイでシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)と対戦。ヘンクはホームでフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)と対戦する。

【スコア】
レンジャーズ 0-1 ヘンク

【得点者】
0-1 55分 オ・ヒョンギュ(ヘンク)

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