堂安律、CLリヴァプール戦後に旧友と記念撮影…PSV時代の“トリデンテ”で3ショット

 フランクフルトに所属する日本代表MF堂安律が、22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節のリヴァプール戦後、懐かしい面々との3ショットを公開した。

 公式戦3試合連続で白星に見放されていたフランクフルトと、4連敗と調子を崩していたリヴァプールによるゲームは、26分にデンマーク代表DFラスムス・クリステンセンの得点で、ホームチームのフランクフルトが先手を取る。しかしながら、35分にスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンからのスルーパスで、背後へ抜け出したフランス代表FWウーゴ・エキティケが、古巣相手に同点ゴールを決めると、前半終盤にはリヴァプールがセットプレーから2得点を奪い、逆転に成功。後半に入ると、リヴァプールが敵陣へ押し込む展開が続き、66分にオランダ代表FWコーディ・ガクポ、70分にハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがゴールネットを揺らす。最終的には5-1でタイムアップの笛が吹かれ、リヴァプールが直近の不調を忘れさせるゴールショーを披露していた。

 同試合の後、フランクフルトに所属する元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、自身の公式Instagram(@mariogotze)のストーリーズ機能(※写真や動画を24時間限定で公開できる機能)を用いて、1枚の写真を投稿。試合後、ロッカールームを出た廊下と思わしき場所で、堂安、ガクポと3人で記念撮影した様子を公開していた。この写真は、堂安もゲッツェのストーリーズを引用する形で、自らの公式アカウント(@doanritsu)に掲載している。

 堂安、ゲッツェ、ガクポの3名は、かつてエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)のPSVで共に戦ったチームメイト。堂安にとってPSVは、フローニンゲンを経て、自身の海外挑戦2クラブ目としてチョイスしたクラブだ。

 堂安は2019年夏にPSVへ完全移籍加入したが、PSVのアカデミー育ちのガクポは既にトップチーム継続的な出番を確保しており、2019-20シーズンは堂安が右ウイング、ガクポが左ウイングのポジションで、攻撃陣をけん引した。翌年、堂安はビーレフェルトへ1年間のレンタル移籍に出るが、入れ違いのタイミングでゲッツェがドルトムントからPSVに加入。堂安が復帰した2021-22シーズンは、堂安、ゲッツェ、ガクポが2列目に並ぶ試合も少なくはなく、同シーズンはKNVBベーカー(国内カップ戦)で共にトロフィーを掲げた。

 2022年夏、堂安はフライブルクへ、ゲッツェはフランクフルトへ完全移籍しており、ガクポも2023年1月にリヴァプールへ旅立った。だが、堂安は今夏に加入したフランクフルトで再びゲッツェのチームメイトとなっており、対戦相手ではあるものの、CLの舞台でガクポと再会。この3ショットに懐かしさを感じた人も少なくはないかもしれない。

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