フランクフルトはリーグ戦連勝ならず…ハイデンハイムとドロー 先発の堂安律は63分までプレー

 ブンデスリーガ第9節が1日に行われ、ハイデンハイムと堂安律を擁するフランクフルトが対戦した。

 アウェイのフランクフルトは、ここまでリーグ戦8試合を戦って4勝1分け3敗で6位に位置している。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位シュトゥットガルトとは勝ち点「5」の差があり、シーズン序盤とはいえ、これ以上差をつけられたくはない。対するホームのハイデンハイムは降格圏のリーグ17位に沈んでおり、少しでも勝ち点を積み重ねたいところだった。

 堂安律が先発出場した試合は、フランクフルトがパスをつなぎながら主導権を握る展開となる。一方、ハイデンハイムは自陣でボールを奪ってカウンターを狙っていく。

 フランクフルトが決定機を作れずに迎えた32分、ハイデンハイムのカウンターが発動すると、アリヨン・イブラヒモヴィッチがボックス内で折り返しのパスを送り、ブドゥ・ジヴジヴァーゼが押し込んで先制してみせた。

 ハイデンハイムは先制点を奪ったあとも自陣でプレーする時間帯が続くが、粘り強い守備でフランクフルトに思うような攻撃をさせない。結局、前半はハイデンハイムが1-0でリードして終えた。

 後半に入ってからも、フランクフルトが主導権を握っていく。すると55分、左サイドに張っていたアンスガー・クナウフからナサニエル・ブラウンがボックス左手前でパスを受け取ると、そのままボックス内へ侵入。ラスムス・クリステンセンがブラウンからのクロスをヘディングでゴール左下に突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 フランクフルトのディノ・トップメラー監督は63分、堂安とブラウンに代えてヨナタン・ブルカルトとナムディ・コリンズをピッチに投入し、リードを奪いにいく。シュートまで持ち込む場面も増やしていくが、フランクフルトがなかなか得点できないまま時計の針が進んでいった。

 結局、試合はこのままタイムアップ。ハイデンハイムとフランクフルトが1-1で引き分けた。

 ハイデンハイムは次節、11月8日にアウェイでレヴァークーゼンと対戦。フランクフルトは、11月4日にCLリーグフェーズ第4節でアウェイでのナポリ戦に臨み、11月9日にホームでマインツと対戦する。

【スコア】
ハイデンハイム 1-1 フランクフルト

【得点者】
1-0 32分 ブドゥ・ジヴジヴァーゼ(ハイデンハイム)
1-1 55分 ラスムス・クリステンセン(フランクフルト)

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